会社設立は自分でできる!でもプロに委託した方が安いって本当?
会社設立は自分でできます。
しかし実際にはどうやったら良いのか、費用はどのくらいかかるのかなど不安はつきません。
そこで今回は、「本当にプロに委託したほうが安いのか?」を中心に、会社設立を委託する時のメリット、デメリットなどをご紹介します。
会社設立は確かに自分でできますが、プロへ委託するかどうか検討すらしないのはもったいないですね。
ぜひ一度こちらをお読みいただき、委託の是非をご検討ください。
目次
会社設立は自分でできる!方法、費用を簡単に
会社設立はご自身でも可能です。
「できるだけ安く会社設立したい!」という方は、自分でできるのであれば、自分で会社設立したいと思うでしょう。
そこで、会社設立する方法や費用を簡単にご紹介していきましょう。
(今回は株式会社の会社設立についてのご紹介です。)
会社設立の基本的な流れ
- 会社の基本事項(発起人や資本金額、所在地など)を決める
- 印鑑の作成
- 印鑑証明の申請、証明書の取得
- 定款の作成、認証
- 資本金の払い込み
- 設立登記の申請書類作成
- 設立登記の申請
- 登記簿謄本の取得
- 法人用の銀行口座開設
- 税務署や都道府県などへ開業の届出
などなど…
他にもクレジットカードを作成したり、経理事務や決算などに使う会計ソフトを選んだりする必要があります。
ぱっと見るだけでも「簡単に会社設立できる」とは言えないのはわかるかと思います。
続いて、実際にかかる費用です。
自分でできる!会社設立にかかる費用
- 定款認証印紙代…40,000円
- 定款認証手数料…50,000円
- 定款謄本手数料…2,000円
- 設立登記にかかる登録免許税…150,000円
合計で242,000円となります。
他にも印鑑を作ったり、登記申請のために法務局へ出向くと交通費がかかったり、細々とした出費がかさなります。
会社設立をプロに委託するメリット、デメリット
会社設立の基本的な流れと、会社設立にかかる費用を簡単にご紹介しました。
自分で会社設立をするのは面倒ですが、費用が抑えられる(とは限らないのですが…)のが、メリットと言えますね。
続いて、これらの会社設立をプロに委託した場合、どんなメリットとデメリットがあるのか、ご紹介していきましょう。
会社設立をプロに委託するメリット
- 会社設立に時間がとられないため、本業に力を入れられる
- 手続きのミスを防げる
- 節税に関するアドバイスがもらえる
特に本業に力を入れられるのは大きなメリットといえるでしょう。
会社設立をしたにもかかわらず、設立前後に時間が取れないために本業が疎かになっていては本末転倒ですね。
会社設立をプロに委託するデメリット
- 会社設立委託料がかかる
- 顧問契約が必要となる(特に税理士、税理士事務所)
面倒な会社設立業務を委託するのですから、委託料や依頼費用、手数料など言い方は変わりますが、なにかしらの費用がかかります。
また、税理士や税理士事務所に委託する時には顧問契約が必要なこともあり、長期的に費用がかかることもあります。
ただしその場合には、節税のアドバイスや申告業務の委託なども可能ですので、最終的にはプラスとなることが多いと言えるでしょう。
会社設立をプロに委託すると費用が削減?
そして実は、「会社設立をプロに委託することで、会社設立費用がもっと削減されることがある」のはご存知でしょうか。
これは先ほどの「顧問契約が必要となる」のデメリットの裏返しなのですが、「顧問契約は必要だが、会社設立費用は抑えられる」ことがあるのです。
私どもの税理士法人GrowUpでは、会社設立と税務顧問を同時に契約いただくことで、以下のような会社設立費用となります。
- 定款認証印紙代…0円
- 定款認証手数料…50,000円
- 定款謄本手数料…2,000円
- 登録免許税…150,000円
- 当社手数料…0円
- 創業者支援割引…△140,000円
- 税務署等への届出代行一式…0円
※ただし支援割引は、コースによって割引金額が異なります。
よって合計が62,000円。
自分で会社設立を行うよりも、会社設立費用が合計18万円もお得になるのです。
会社設立と税務顧問同時契約で経理や決算、申告等も安心
会社設立と同時に税務顧問の契約をすることで、その後の経理事務も軌道に乗りやすく、また決算業務や申告業務もほとんど手間がかからなくなります。
一から経理の勉強をするのは無理がありますし、やはり本業に支障が出てしまう可能性が増えます。
ですので、もしも自分で経理業務を行いたい場合、「まずはプロに全て委託して、後々自分でできる部分がどこなのか」という探り方をするほうがお勧めです。
まとめ
- 会社設立は自分でできるが、費用は242,000円以上かかる上に手間も多い
- 税務顧問契約と同時にはなるが、会社設立の費用は62,000円まで抑えられる
- 経理事務や決算、申告業務などは、一度全てプロに委託して軌道に乗せることが大事
ここまで会社設立を自分でする場合の簡単な方法と費用をご紹介しつつ、会社設立をプロに頼んだ場合の費用などもお伝えしてきました。
会社設立は、本当に手間のかかる作業ですし時間もかかります。
まずはそこにかかる時間や費用を抑えることが、長く会社を経営する秘訣のひとつです。
ぜひ一度私ども税理士法人GrowUpへご連絡いただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。